煌びやかなイメージのあるベルサイユ宮殿 中世ヨーロッパの街・・・

脳裏に浮かぶの上流階級の人々が集ううっとりするほど素敵な社交界

 

そのころのトイレ事情はいったい

どうだったのでしょうか・・・

 

その煌びやかなイメージとは裏腹・・

実はトイレ問題に非常に苦しい思いをしていたようです

 

一般の家にはトイレというものがなく《おまる》を使用

そのおまるがいっぱいなると・・なんと!?窓から放り投げるのが習慣になっていました

その為路上には人や動物の糞尿で溢れかえり生ごみが散乱・・・(;’∀’)

その為うっかり頭上から糞尿が降ってきて汚れたりしていたそうです

 

ぞっとしますね・・地獄です・・

 

何度も都市衛生に関する法令もだされましたが

それを守るものはいませんでした

 

セーヌ川は泥・人や動物の糞尿・廃棄物・汚物・ゴミなどで溢れかえり

かなりの悪臭を放っていたそう・・

 

よって衛生上最悪で1348年

伝染病であるペストが大流行し多くの人が命を落とすことになります

 

そりゃあそうでしょうよ・・

自業自得だろうが・・と言いたくなりますね

 

かつてパリは高度な水道技術をもった古代ローマ都市のひとつ

ちょっと信じがたい事実・・

何故その技術が伝わらなかったのかが不思議で仕方ありませんね

 

その背景には【ペストの原因が大気中の有害物質でありそれが鼻や口そして毛穴から

体内に侵入する】という見解から風呂に浸かるのは自殺行為とみなされるようになり

ヨーロッパじゅうの人々が入浴を完全にやめてしまったためと言われているそうです

 

入浴せずに厚い膜ないし層ができればそれだけ

毛穴からの有害物質の侵入を防ぐことが出来るという理屈です

 

油脂・パウダー・香料などが体臭を抑えるために使用され髪もよほどの場合しか洗わず

階層に関係なく頭と体がシラミ・ノミだらけになっていたそうです

 

恐るべし中世ヨーロッパ時代・・・(;’∀’)